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畜群総排除委員会

わちきはわちきに危害を加えてくる畜群を排除したいだけ。

「絶対的価値観」との戦い(2)

ここでまたわちきの昔話にお付き合いください。皆さんにとって「勉強する」って何でしょうか?
わちきにとって「勉強する」ことは生きることでありました。それが「絶対的価値観」として毒親に植え付けられてきたこともあります。わちきが小学〜高校まで、「勉強し良い成績をあげること」で両親からお小遣いをもらうという感じの家庭教育でした。

現代の学校教育が、わちきが体験した「絶対的価値観」に捉われているかどうかはよくわかりません。ただ言えることは、そうした「絶対的価値観」に屈した時の惨めさを、わちきは今でも忘れていません。それが受験であり、勉強することなのでしたから。

だから、わちきは常に周囲と競争関係でいました。学校であり、育った村であり、家であり。ゆえに、小学〜高校2年までは、学業では好成績を維持していました。しかしその周囲との競争関係の歪みが生じて、わちきはだんだん周囲から孤立していきました。

 

それがいわゆる「イジメ」だったのです。最初は悪口や陰口程度でしたが、エスカレートしてくると暴力が入ってきました。クラスメイトと殴り合った際わちきは大量の血を出す怪我をしました。それでも当時の担任の対応は喧嘩両成敗という価値観の元でわちきと奴の両方を殴りました。

現代ではきっと学校やいじめてきた連中を相手取って裁判を起こすことも容易いのかもしれません。わちきがそうした行動に出られなかったのは、常に自分に負 い目があるという「絶対的価値観」に支配されていたことと、古臭い日本の村落社会での「良き」人間関係の構築にありました。

つまり「皆と仲良くしなさい。仲良くできないのはお前が悪いのだ」という風潮があったのです。そうした価値観の元でわちきの青春は過ぎていきました。「絶対的価値観」に屈し、自分を壊すという行為に心情がエスカレートして行ったのが、高校3年生(2004年)の時にしたODでした。

あの時はリスカもアムカもメンヘラという言葉すら分からないまま、「死んでしまえばいい」と、当時流行っていたドラマ(確か、『ヤンキー、母校に帰る』だったはず)のシーンであった服薬自殺を真似てODをしたのです。ODした翌朝、わちきの意識はほとんどなく、気付いたら病院のベッドにいました。

 

「精神科」という場所に対する偏見があったあの頃、こうしたわちきの行動に対して当時の担任が紹介してくれなければ、わちきはまたあの狭い価値観の中で生き地獄を味わうところでした。そうして精神科の門を叩いたのです。

そこで「南条あや」を知り、自分がメンヘラというクラスタにいるということを知りました。また、当時放送されていたドラマ『夜回り先生』の影響も受け、悪 いように感化されて鬱が悪化し、学校へ行くことをやめ、ある日に『完全自殺マニュアル』に沿って計画した自殺を図りました。

こうして生きているのですから未遂に終わったのは申し上げるまでもないのですが、「あの時に死んでいれば嫌なことから全て解放される」という価値観に支配されていました。でも生きてしまった。生き地獄は大学2年まで続いたのです。

 

でもわちきはあの大学(院)で勉強したことこそが、本当の「勉強する」なんだなあと今は振り返れます。蘭人ちゃんや指導教官との出会いの中で、「学問する」ことの楽しさを知り、今までわちきが持っていた「絶対的価値観」を少しずつですが、捨てていくようになりました。

そしてニーチェや中島義道先生の本との出会いもあり、ようやく自我というものを見つけたのが大学院2年の時でした。そこで哲学の醍醐味を知っていったのです。

しかし他大学大学院博士課程の受験の失敗や今の会社に入ってからしばらくはその「哲学」を実践できていませんでした。今はニーチェや中島先生の言うところの哲学の全てを実践できているかと聞かれても、多分、彼らの足元にも及ばないと思います。しかしこうやって約30年の人生を振り返ってみることで、改めて見えてくるものもあったのです。

 

今、心の闇を抱えている人やメンヘラクラスタにわちきから伝えたいのは、本当の自分を見つけて、それを見失わないで生きていて欲しいということです。 SNSが発展した現代では、わちきの青春時代のそれよりも、いろんなことができると思います。どうかそれを忘れないでください。

 

わちきの生き方が正しいかどうかはわちきにもわかりません。しかし正解がないからこそ「人生」だと思います。息苦しくなったら、わちきに相談してください。可能な限り、力になりたいです。わちきもメンヘラですが、自分へのゆとりを持つことができました。

 

今日の自分語りは以上です。ありがとうございました。

 

※本記事は2016年1月14日のツイートに加筆修正したものです。